育児しながら舞台観劇したい

2018年に第一子出産。ミュージカル好き、2.5次元もたまに観る舞台観劇ヲタク

配信エンタメ系について

コロナ禍によって各業種大きな変化がありましたね。
私が好きな舞台系エンタメは大打撃です。
コロナウィルスだからワクチンなんて期待できないし、おそらくずっと対処療法で凌ぐことになるのでしょうけど、舞台はどのようにして対応していかなければならないのか。
単純に客席を間引くだけではなく、演者とスタッフの感染リスクを下げるには演出、上演形態そのものを考え直さなければならない…

そんな中、配信コンテンツがわんさか出てきました。
価格帯やシステムなど探り探りのようで、今後どのように進化していくのか楽しみでもあり、従来の形態が形骸化するのではという恐れもありつつ今後こうして欲しいな、という希望を込めて思った事をまとめてみました。

配信の告知とチケット販売告知について

従来の舞台、特に大きめのミュージカルについては上演期間の告知やキャスト先行のチケット抽選が半年くらい前から動き出し、何度も色んな先行抽選があった後に一般発売が2~3ヵ月前となります。
それはそれで一般発売の意味ないじゃん、スケジュール調整大変じゃん、という不満はありますが、それに慣れ切ってしまった私には5月の配信系の告知があまりにも短期間すぎてついていけませんでした。

特に幼児育児をしていると毎日Twitterなどで情報を取得するわけにもいかず。FCに入っていれば重要な情報はメールできますし、最優先で情報を確認するから良いのですが、厄介な事にFCは入っていないし普段積極的に情報取得しには行かないけれど、出演していれば舞台に通って観たい程度には好きな人という方が何人かいるのです。
そのような方が関係する配信コンテンツ、ちゃんと見るのか、見ないのか、見るならいつ時間が確保できるのかを検討するのに時間が欲しい。
その為には告知に気づくまでに最低1週間、視聴を検討するのに最低1週間で、

せめてチケット販売開始の最低2週間前までに告知して欲しい

というのが私の希望です。
7月以降の配信コンテンツはそこらへん意識されてきちんと商売を考えられているな、と感じています。

配信の時間帯について

ライブ配信にこだわっていると、だいたい18時以降のコンテンツが多いようです。これはおそらく、わざわざライブ配信を見てくれる層が若い年代だと想定しての事でしょうね。
これはもう仕方ないと思っています。
ただ私が働いていた時の事を考えると、18時開始は出社していたら定時退社して帰宅中なので、移動で通信状態悪くて見れたもんじゃないかも、と思うので、

19時以降の開始が子無し世帯にはベストなのでは?

と思ったりします。みんながみんな在宅ワークできてるわけじゃないしね。
じゃあ子供がいたらどうよ?ってなるけど、子供の年齢にもよるけど、たいていは夕食お風呂就寝に追われるので

子供がいたら夜の配信はライブ視聴無理

だと思うんですよ。じゃあ日中はどうか?というと、

子供がいる専業主婦(夫)は日中のライブ視聴はできるか…も?

お子さんの特性にもよるし、保育園や幼稚園や学校、託児所や学童などの預け先があるかにもよるのですが、夜よりかは昼間の方がまだ融通が利くと思います。
でも、まぁ育休中の自分が書くのもなんですが、この層がどれだけいるかっていうと結構限られてると思うんですよね。
だって、今の時代たいてい共働き世帯も多いと思うんで…

子供がいる共働き世帯にはそもそも昼も夜もライブ視聴無理っす

ってことで、ライブ視聴は諦めてアーカイブ配信流れる率が高いのではないかと考えます。

アーカイブ配信について

まずはアーカイブ配信の有無と配信期間をわかりやすく表示して!!!

アーカイブ視聴可能期間をせめて1週間中何度でも見られるようにして!!!!!

心の叫びを先に書かせていただきました。
子供がいると昼だろうが夜だろうがライブ視聴は無理筋。ならばアーカイブ視聴がどれだけフレキシブルにできるかで購入するかが決まるといっても過言ではない。
空き時間にアーカイブを見るにしても、2時間まとめて集中できるのか?
子供がいようがいまいが、それって結構難しい事だと思います。
ライブ視聴や直接舞台に足を運んで観るというのは、その時、その場所でしか観ることができないという制限を自らに課しているから2~3時間集中して観れるのであって、そういった時間と空間を捻出するのってかなりの労力です。
例えば19時開演の配信コンテンツがあったとします。アーカイブ配信は終了後「翌日のxx時まで視聴できます」という記載を見ただけで購入意欲なくなります。
だってそれって深夜や日中の隙間時間に見ろって事でしょ?
集中して見てもらいたいコンテンツじゃないって事?って思ってしまいます。
配信するコンテンツに自信があるのであれば、きちんと見てもらいたいと考えませんか?

きちんと見てもらいたいコンテンツならば、ユーザーがどうやって時間と空間を捻出するのかまで配慮して欲しい。
隙間時間で見てもら可能性を考慮するならば、視聴回数に制限をかけないで欲しい。

この2点を興行主には意識してもらいたいと思っています。
実際に、結構きちんとした料金を取るコンテンツは、この点が意識されてるな~という感じ。

アーカイブ配信のチケット販売期間について

現状はアーカイブ配信が約1日しかないっていうのと、約1週間程度あるっていうのと2種類に分かれてると思うのですが、ライブ配信に気づいてなくて、アーカイブ配信期間中にそのコンテンツに気づいたユーザーが置いてけぼりな場合があります。
ライブ配信用チケットを事前に買った人が後でアーカイブ配信見れるっていうやつです。これは何か制限があってこうしているのだろうか?

アーカイブ配信しているのにチケット買えないから見れない…はやめて欲しい

今後は変わっていくのかな。

視聴形態について

近年、スマートフォンが浸透した影響でPCを持たないユーザーが増えてきています。
タブレットも持ってない、ネット視聴はスマホのみっていう人はかなり多いと思います。
一方、ネット視聴が多くて、例えばNetflixとかHuluとかAmazon Prime Videoとかを快適に視聴したいという層は既にFire TVなどテレビの大画面で視聴できる環境を整えていると思います。
今後配信エンタメ系のコンテンツが充実していくならば、できればちゃんと大画面で見たいので、

せめてFire TVでも視聴できるサービスにして欲しい

スマホ用に専用アプリとかからしか見られない、となると大画面で見るにはミラーリングするしかないのですが、それでは画質が粗く音ズレも発生し快適ではありません。
Fire TVやApple TVやChromecast内のブラウザで快適に視聴できるシステムであれば、アプリ開発コストを抑えて視聴形態に汎用性を持たせられるでしょう。


7月公演から徐々に動きが出てきていて、私は今はSTAGE GATE VRシアターの今後に注目しています。

stagegate-vr.jp

第一作目のDefiledでどのような成果が得られるのか、それが今後どう発展していくのか楽しみです。
でもこのVRシアターで使うBlinkyのシステムが、シリアルコード1回のみ有効&アプリ必要っていうので、んんんん~~~って思いながらチケットぽちぽち追加していってます(リアル観劇のチケット争奪戦は惨敗しました)。