育児しながら舞台観劇したい

2018年に第一子出産。ミュージカル好き、2.5次元もたまに観る舞台観劇ヲタク

帝劇コンサートを配信と劇場で鑑賞して

東宝のミュージカルの歴史を辿るコンサート「THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE」を配信と劇場で計7回鑑賞したので、その感想と配信や販売について。
私が鑑賞したのは

Program A:配信2回、劇場8/15昼1回S席2階
Program B:配信2回、劇場8/21昼1回S席1階
Program C:配信1回

ちなみにチケット価格は税込で

S席15,000円、A席10,500円、B席5,000円
配信3,800円

初日の配信は散々だった…

初日8/14 18:00開演。
Program Aの初日でもあり、このコンサートの初日でもある大切な日。
この日は配信で見る予定だったので、夫にもスケジュールを伝え、なんとか普通に聴きながら過ごすように準備していました。
時間帯的にひとりで部屋に籠ったり、リビングのテレビとサウンドシステムで楽しめないので、せめてリビングでiPadで流しながらAirPodsで聴きながらご飯食べたりしよう、と。
昼間は娘を連れてレジャーと外食。眠った娘をベビーカーに乗せて食料調達して夕方に帰宅。
夕飯は大人の分はお弁当にして、娘のは作り置きのあり合わせ。
私の一番の目的は花總まりさんや古川雄大さんや加藤和樹さんなので、おそらく最近の曲目が入っている後半をちゃんと聴けるようにしよう。
ならばコンサート前半に夫に娘をお風呂に入れてもらい、後半にご飯食べられるようにしよう―
いつもなら全然普通にできるスケジュールなのに、こういう時に限って上手くいかないのが世の中の常。
コンサート開始30分くらいは私の傍で娘が遊んでいて、私も聴きながら一緒に遊んでいたのですが、いざ夫がお風呂に入れようとしたら急変。
「おふろいやぁ~! ママと遊ぶ~~~!!!」
とギャン泣き。
昼に相当ハッスルして遊んだのにお昼寝が浅かったのが原因で、疲れて身体がだるくて眠くて、ママは遊び半分で対応してるからご機嫌斜めに。
娘のスイッチが入ってしまい、あれもやる、これもやる、とにかくママと一緒にいる!抱っこ!!!となってしまい、ギャン泣きの娘を抱っこしたりなだめたりしながらAirPodsの音声だけを聴くスタイルに…
(こうなるとパパがあやすと逆効果になります)
もうコンサート楽しむなんて無理な中、とりあえず翌日劇場行くし、セットリストとトークぐらいは把握できれば…という気持ちで必死に聴いていたら

古川くんだけソロ1曲!?!?!?

今年のエリザベートが中止になったから、せめてトートパート1曲くらいあれば…と思ったら2曲も城田優くんで(城田トートは好きなんだけど)。
期待はしてなかったけど、花總さんと一緒だからミュージカル「マリー・アントワネット」のデュエット曲があれば昇天するんだけどなぁと思ってたら案の定無いし(知ってた)。

普通に配信見れてたら、名曲たちに浸れてたらまだしも、ギャン泣きの娘を必死にあやしながら追ってたから、もう単純に担当曲の偏りにのみ不満が出てしまいました。
必死に聴いてたのにこんな仕打ちかよ!っていう。

翌日の劇場では打って変わって

翌日8/15昼公演。
帝国劇場に赴いたのは昨年11月のTdVダンス・オブ・ヴァンパイア)以来です。
販売席数が半数になっているためいつもよりチケット代がお高めで、昨日と同じセットリストだけどどうかな…と思っていた開演前。
しかもProgram Aでも前半と後半で分担曲が異なるという情報も入り、今日(まだA日程前半)のチケット取るんじゃなかったな…と後悔しながら劇場に入ったのです。

が。

やっぱり劇場で聴くのは全然違うわ~!!!

同じセットリストなのに満足度が昨日の配信と天と地ほど違う。
もちろん初日で緊張が解れて出演者の皆様のパフォーマンスが良くなったのも一因ではありますが、

・劇場で生オケの音に浸かれる
・自分が見たい所を見ながら歌を聴ける

この2点があるだけで満足度が全っっ然違うのです。
この帝劇コンサート、東宝ミュージカルの歴史を辿るセットリストで、アーチ状の液晶?スクリーンが枠のように設置されていて、そこに初演時や歴代キャストの写真が映されるのです。
配信でもこの映像が映っている時、正面カメラ撮影でこの枠が入っていて見れるようになっていたのですが、

自分の意思で歴代キャストの写真を見る事を選ぶ

この行為があるからこそ、今そこのステージ上で歌われている名曲に想いを馳せる事ができるのだ、と思い知ったのでした。

劇場と配信の捉え方

私の初日は散々でしたが、他の日は結構平和に見る(聴く)事ができました。
他にも朗読劇は何件か配信で見てます。
今回こうやってほぼ同じコンテンツを配信で見て劇場で見て配信で見て…と繰り返して感じた事。それは

配信視聴だと骨組みに注意が行きがち

のかもしれない、という事。

劇場で観る場合、音響は劇場によりある程度保証されてます。
なので観客の意識は演目の中身と、演者のパフォーマンスの質に気が向くし、その質によって満足度が左右されると思います。
どんなクソ演目でも演者が良ければ満足度が高くなりがち。
だけど、配信だと音響は視聴者の環境によるのですが劇場>>>>家のケースが多数でしょう。
それ故に演者のパフォーマンスを視聴する時にある程度質が間引かれた状態で受け取る事になる上に、パフォーマンスの質がどうか、なんて言える状態にない(集中して見れない)事も…
見方もカメラワーク依存になるので、自分の感性で作品を見れない。 そうすると演目の中身、それも骨組み部分(台詞の言葉遣い、脚本の構成、コンサートならセットリストなど)にしか注意が行かないし、評価しようがないのかなぁ…と。

朗読劇を劇場や配信で見比べてみた時にどちらも楽しめたのは、演目の骨組み部分がしっかりしていて、あとはいかに演者の声の演技を聴き取れるか、で質が評価できたからなのだなぁと感じたのでした。

チケット料金について

配信は

e+(Streaming+)料金明細
チケット料金: 視聴券  3,800円 × 1枚
システム利用料: 220円 × 1枚 計 220円
合計金額: 計 4,020円

となり、劇場B席5,000円よりも安い価格設定。
前項で色々書きましたが

B席より安いならいいか

と思えるかどうかが配信の評価に繋がりそうです。
今回の帝劇コンサート配信はアーカイブ配信はありませんが、値段に見合ってると思いました。

一方、劇場の方のチケット代。座席半数しか販売できないから値上げは仕方ないのですが

ぴあプレリザーブS席料金明細(Quick Ticket)

チケット料金: S席  15,000円 × 1枚
システム利用料: 220円 × 1枚 計 220円
発券手数料: 110円 × 1枚 計 110円
特別販売利用料: 550円 × 1枚 計 550円
合計金額: 計 15,880円

e+先行抽選S席料金明細(スマチケ)

チケット料金: S席  15,000円 × 1枚
システム利用料: 220円 × 1枚 計 220円
サービス料: 770円 × 1枚 計 550円
合計金額: 計 15,990円合計

上乗せ料金に微妙な差…
e+のスマチケは使いやすいのですが、ぴあのQuick Ticketは今回初めて使ったところ、チケット表示の為にSMSで携帯に認証コードが送られてくるのですが、何度やってもSMSが届かない(笑)
携帯キャリア側の設定は何度も見直したし、他のサービスでの認証コードで受け取れなかった事はなく…何がいけなかったのかなぁ…
仕方ないので劇場窓口で紙券発行してもらいましたorz
認証方法は何通りか用意して欲しいです。

リセール期間について

結果的に大満足だったProgram Aの2日目ですが、リセールできるならしようかな…というところまでは考えました。
しかし、e+の先行抽選で購入したスマチケのリセール期間…

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e+スマチケのリセール受付期間
公演が8/15なのにリセール受付は8/5のみ!!
直前で体調不良になったらどうすんじゃい。
紙チケットでやり取りしなくて済むのが電子チケットの利点ではないの?
このリセール受付期間については今後見直して欲しいところです。
(ぴあのQuick Ticketは結構直前までリセールできたっぽいのですが、受付期間をメモするの忘れました)

開演時刻について

私は今回18時開演でもとりあえず配信画面を開くという事はできましたが、働いていたら18時は厳しいですよね~。
公演時間が休憩なしの2時間ですし、せめて配信の時だけ19時開演にずらす、などできたら良かったのにと思いました。
もしかしたら終演後の客席消毒の時間考えると18時開演でギリギリだったのかもしれませんけどね。難しいところです。

セットリストについて

・休憩なしの2時間にまとめなければいけなかった
・密回避の為にリハーサル時間をなるべく短縮しなければならなかった

こういう事情があるのは承知の上で、

Program A/Bの各日程前半・後半で歌い手が変わる編成は辞めてほしかった

です。
スペシャルゲストが出る回は仕方ないです。これは日時が告知されていますし、セットリストが変わるだろう事込みでチケットを取ります。
でも、それ以外の日に
歌い手が変わる=特定の人の曲数が変わる
というのは…
しかも4曲が3曲になるという程度ではなく、2曲が1曲になるとか1曲が2曲になるという変更…
Program AとBは配信を初回と最終回の2回やったので、配信対策なのかもしれませんし、Aは出演者が多くて2時間に入りきらない苦肉の策だったとは思います。
でも高いチケットを買って実際に劇場に赴くお客さんに対しては不親切に思いました。
今、ほいほいと連日劇場に行くのは憚られる状況なので、わざわざ劇場に行くならどこがいいか、配信スケジュール込みで考えに考えてチケットを申し込むわけです。
配信だって全部見れるとは限りません。
本編に関わる事ならばチケット買う前にそれとなく告知して欲しいし、配信対策をするならば本編ではなくオマケになるもので差別化した方が親切だろうと思いました。
というか、ABCでもっとセットリストが変わるかと思っていたので、その点は期待外れでした。でも同じ曲を歌い手が変わるので複数バージョン聴けたお得さもあり…うむむ複雑な心境…

1789のサイラモナムールが歌われがち問題

あくまで個人の感想ですが、ミュージカル本公演以外で1789の曲が披露される場合、たいてい「サ・イラ・モナムール」が歌われている気がしてならない…
それは多分、本公演以外で歌うのが主人公ロナン演じた加藤和樹さんが歌う機会が多いからだと思うのだけど、帝国劇場で上演された東宝ミュージカルの歴史を辿るコンサート「THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE」でもこの曲を選択された事に「う?ううん?」と唸ってしまったので、ここで私の考えを書いておきたい。

ミュージカル「1789」とは

元はフランスで上演された「1789 : Les Amants de la Bastille」というミュージカルです。
フランスのミュージカルはspectacle musicalとも言われていて、一番の特色はダンサーと歌手の分業制だと思います。
特にこの1789はこの分業制が顕著でショウアップされた作品。
それを日本で俳優がダンスも歌もこなす通常のミュージカルに落とし込む際に、お芝居重視に演出しなおしたのが小池修一郎演出版「1789 -バスティーユの恋人たち-」となります。
初演が宝塚、その後東宝ミュージカルにラインナップされました。
日本で上演されるにあたり、新曲がいくつかあります。
とりあえず曲がかっこいいから、以下にいくつかフランスのオリジナルの動画を貼るので、気に入ったらCD買ってみてくださいな。

1789 Les Amants De La Bastille: French Musical

1789 Les Amants De La Bastille: French Musical

「サ・イラ・モナムール」とは

原題は「Ça ira mon amour」 この曲は革命前夜、恋人たちと過ごす時の歌で、ソロ曲ではありません。
だけれど以下の理由で歌われるのか?と思います。

・ソロ曲ではないが全体意思による歌詞なので誰が歌ってもOK
・バラードではなくロックな感じを出せる
・革命前夜の歌だから盛り上がるんじゃね?

でもね…
まずはフランスオリジナルの公式クリップをご参照ください。
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海外のミュージカルはこういう動画が出厚い。日本もこういう公式クリップ欲しいですよね~!!
そして東宝版の「サ・イラ・モナムール」

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聴いてみてわかりましたでしょうか?
東宝版、オリジナルから2音(4半音)下がってるんです。
オリジナルからこんなにキーが変わっているのはこの曲のみ。
キーが変わってしまうと曲のイメージが変わってしまうのです…
また、フランス語だと色んな発音があるのに対して日本語だとシンプル化してしまうために間が持たない為、原曲よりややテンポアップしています。
その為ベース音を原曲よりもシンプルにしないと…とたくさんの調整を経ている東宝「サ・イラ・モナムール」。
これを帝劇でやったフレンチミュージカルの代表曲とするのはあまりにも危険に思えるのです。
原曲から一番変えているものを代表曲にするなんて。

主人公ロナンが歌う他の曲

  • Tomber dans ses yeux / 二度と消せない
    バラードナンバーなので、フレンチロックさはあまり無い…
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  • Sur ma peau / 肌に刻み込まれたもの
    これもバラードではあるのだけど…ロックバラードだし、サビ前とかフレンチロックらしい音の動きなので、どうせソロ曲で披露するならばこちらの方が適任なのでは?と思っています。
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他の登場人物が歌うソロ曲など

1789はフレンチロックが印象的な演目なのに、主人公ロナンと恋人オランプの曲を抜き出すとバラードが多いのです。
よくよく考えてみると、ロックでノリが良い曲は他の登場人物が歌ってました。そして、アンサンブルの歌唱やダンスが無いとそれなりの形にならないものばかり…
なので先日の帝劇コンサートではサイラ~以外の以下の曲をやって欲しかったですね。

以下、公式クリップなどがあればタイトルにリンク埋めておきますので、興味があったら再生してみてくださいね。(リンクがなかったら仏版は曲名で検索してみてください)
日本版は単独のものが無いので再生開始場所を指定してあります。

  • La nuit m'appelle / 夜のプリンセス
    ロナンの妹ソレーヌが娼婦として歌う曲。ダンサー従えてショウアップしても見栄えする曲だと思うけど、歌い手一人でも様になるからどこでも披露しやすい気がする。

  • Je veux le monde / 世界を我が手に
    東宝版だと別称「パン屋襲撃の歌」(笑)
    小麦粉が手に入らなくてパン屋に抗議しに行く時の歌ですが、女達の怒りの歌なので迫力のあるロックナンバーです。
    youtu.be
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  • Je mise tout / 全てを賭けて
    マリー・アントワネット登場曲。派手さが命なのでアンサンブルがたくさんいるコンサートで是非やって欲しい。
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  • À quoi tu danses ? / 誰の為に踊らされているのか?
    ロベスピエールのソロ曲。ノリの良いダンスミュージックだが、アンサンブル必須で見せないといけない気がするので、それなりの規模のミュージカルコンサートで是非お願いしたい。
    珍しく古川さんがミュージカルコンサートに出ていたから帝劇コンサートで聴きたかった…
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  • Nous ne sommes / 国王陛下の名の下に
    ペイロール将校の重めなナンバー。かっこいいし、これは結構アンサンブル少人数でも聴かせられる曲だと思う。が、歌いこなすのが難しい曲。

  • La Sentence / 許されぬ愛
    ロナンと恋仲になるオランプのソロ曲。ムーディーなバラード曲。

  • Je vous rends mon âme / 神様の裁き
    マリー・アントワネットの悟りの曲。フレンチミュージカルがどうの、は関係なく普通にミュージカルコンサートで披露できるバラード曲。

  • Pour la peine / 悲しみの報い
    最後に生き残った人たちが歌う全体曲。
    youtu.be

私の希望

ミュージカルコンサートで1789の曲から1曲だけ、となったら、私としては

・男性曲なら 肌に刻み込まれたもの or 誰の為に踊らされているのか?
・女性曲なら 夜のプリンセス or 世界を我が手に

あたりが東宝版でもカッコよさを伝えられる選曲かなぁと思いました。

エンタメを応援したいのに配信視聴がままならぬもどかしさ

はい、愚痴です。
先日こんな記事を見ました。

style.nikkei.com

三谷幸喜の「大地」でさえ、配信を「10万人が見てくれないとペイしない」(毛利プロデューサー)

チケット代が劇場で観劇するものより配信券は安いのでそれなりの配信数が必要なんだろうな、と漠然とは思ってましたが、それほどとは…
まぁ、WOWOWも絡んでいる「大地」ですし、三谷幸喜さんなのでカメラ割とかもかなり綿密に打ち合わせたりしてるかもしれませんし、コストは他の配信舞台よりも割高にはなっていそうですが。

生で見るのと配信(映像)で見るのは違う

そんな事、ファンは百も承知です。
劇場で集中して体感することは何にも替えられない。
DVDが出れば買うけれど、記憶の中に大事にしまってあるのは劇場で目撃したシーンです。
だけど今は行きたくても思うように劇場に行けない。
だからこそ、配信をしてくれるのならばなるべく視聴して応援したい。
あわよくばこれまで興味なかった層に知ってもらえるかもしれないという期待を持って…
それなのに、もしかしたら主催側には

  • 思ったより配信数伸びないじゃないか
  • これでは配信で減収補填どころではない
  • 配信なんかに力入れないで、コロナ禍落ち着いたらまた前の形態に戻そう―

そんな風に思われていたら堪らない。
そこから配信の時間帯への不満が溢れてこんなツイートをしてしまいました。

というのも、以前からチラホラと

劇場に通えてたのに何で配信は(同じ時間帯なのに)見れないの?

的な観客の意見を見ていたからです。
もし興行側がそういう認識でいたならば、今の配信数だけで今後の方針決められてしまう…そんな危機感がありました。

そもそものライブ配信の必要性

とりあえず「配信するならば」の前提があった場合、一番コストがかからなそうと素人が考えるのがライブ配信です。
ディレイ配信、アーカイブ配信は多分版権との絡みでのコスト増、契約内容変更などありそうだし。
では、ライブ配信じゃなきゃ意味がないわ!!というコンテンツってどういうの?と考えると…

  • 会場と同時刻に「目撃」する事自体にも大きな意味があるもの
  • なるべくネタバレ回避したいもの
  • 実況しながら楽しみたいもの
  • 応援していると画面の向こう側にアピールしたいもの

私が思いつくのはこんなところ。
コンテンツに関わらず、ガチファンなら応援の意味だけで配信券買ってとりあえずログインして配信数に協力する、という事はあると思いますが、とりあえずそれは置いておいてw
ライブ配信が必要なコンテンツとしてはスポーツ観戦、応援したい系コンサート(アイドルとか)、新作コンテンツ、トークものとかかなぁ?と思うのです。
私が好きなミュージカルなどの舞台コンテンツや、どちらかと言うと「聴く」事重視なコンサートはどうでしょう?
別に「ライブ」に拘る必要はなくて、「集中して楽しめるか」の方が重要なのではないかと思っています。

配信コンテンツをどうやって楽しむ?

配信コンテンツはネット環境が整っていれば場所を問わずに見れます。
見るだけならばとりあえず見れます。
どこでも見れますが、そのコンテンツに没入して楽しむには時間と空間を視聴者側が整えなければなりません。

今はまだ、本格的なミュージカルではなく、コンサート形式で探りを入れている状態ですが、ライブ配信をされると12時・13時・18時あたりが開始時刻となり…家で見ようと思うと家族と同居の人は集中して見れていないのではないのでしょうか?
私はTOHO MUSICAL LAB.やSHOW-ISMSは夕飯の支度しながらiPadでながら見だったし、花組はいからさんが通るは子供のお昼寝の寝かしつけのBGMでした。

ドラマの状況を考えてみよう

在宅で映像を見て楽しむものといったら映画やドラマですよね。
よくよく考えてみれば、映画もドラマもテレビで放送するのはほぼ21時以降です。
それ以前は家族でわいわいしながら見えも差し支えのない番組が多い。
長年視聴者層を研究して番組表を作られているのだから、一般家庭である程度集中して見てもらうには21時以降、というデータがあるのでしょう。
それでも近年はいつでもどこでも手軽に見れるYouTubeや映像配信にユーザーが流れて、ドラマの視聴率が下がっていってますが…
高視聴率を取るのは、例えば最近ならば半沢直樹のようにみんなで突っ込みを入れながら実況するのが楽しい、ライブ視聴に需要があるドラマです。 となると、配信で見る時間帯も12時・13時・18時あたりはあまり適切ではないのでは、と思います。
ご飯時だから前後も忙しい…

もし権利関係で1回配信しかできないならば

配信の形態は以下のものがあります。

ライブ配信:要は生中継
・再ライブ配信:一旦サーバーに映像の全データーを保持して、ある時刻にライブ配信のように1度だけ配信
アーカイブ配信(ディレイ配信):一旦サーバーに映像の全データーを保持して、一定期間何度も視聴できる

色んな環境の人がいるので理想は必ずアーカイブ配信してもらう事ですが、海外モノなど版権が複雑なものは、アーカイブ配信をしようとすると大幅コスト増なんだろうな…というのは想像に難くないです。
そもそもコンサート形式になりましたが、JERSEY BOYSのライブ配信だけでも許可されたのは異例中の異例だったのだろうなと思います。
ライブ配信が需要のど真ん中のコンテンツはそのままでも良いとして、しっかりと集中して見なければ楽しめないコンテンツで、どーーーしてもアーカイブ配信は無理!という場合、私はせめてもの対応としてDMMがやっているような再ライブ配信で実際の公演時間から時間帯ずらしての配信を希望します。
個人的には23時以降…さすがにそれは無理かなw

舞台「刀剣乱舞」(通称:刀ステ)などDMM動画を利用しているところは、以前から再ライブ配信やディレイ配信がセットの見逃しパックが用意されてて手厚いな~と思ってました。
科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』 改変 いくさ世の徒花の記憶 特設ページ - DMM.com 動画
今回の刀ステはライブ配信+再ライブ配信+ディレイ配信で3,700円ですよ。安過ぎません?
パックにしないでバラ売りにしてもいいのになぁと思うのですが、そうするとコスト増になるなにかがあるのでしょうかね?

(番外)クラシックコンサートは

書いてて思ったのですが、クラシックコンサートで配信されてもホールで聴けないならただのお布施にしかならないのでは…
音良く配信するコストもかかるでしょうし、聴く側の音響がどうなっているか。
オーディオオタクならスピーカーやヘッドフォン色々持っているかもしれませんが、配信で補填が一番厳しいコンテンツなのでは…と思ったのですが、色んな試みをしているようです。
style.nikkei.com

音楽評論家の解説、歌い手の顔やピアニストの手元がよく見えるカメラアングルなど、リアルの公演とはひと味違う動画のノウハウを蓄積。
(中略)
公演に足を運びづらい子育て世代にも好評だったという。

確かに小さい子連れでクラシックコンサートは行きづらいから、これならむしろ配信の方が楽しめるかも。

まとめ

今の状況では見る側も新しい楽しみ方を模索していくしかないのですが、これまで愛してきたものがまた普通に楽しめる状況になってほしいし、元に戻ったとしても新しくできた手法は続けて、新規層の開拓にもつなげて欲しい。
配信儲からないからやーめた!とか、あくまで一時的な措置だから、とならずに、なんとか利益がでるように模索して、そのまま継続していただけるとありがたいです。

何件か配信コンテンツ見てみた感想

配信コンテンツ、限られた時間でいくつか見てきましたので雑感を。

配信の料金について

トーク+α→2,000円前後
を基準にして考えると、結構妥当な価格設定になっているかな、という感想。
- トーク+α:2,000円前後
- アーカイブ無しのコンサート:3,500円
- アーカイブ無しの日本の作品:3,500円
- アーカイブ有りの日本の作品:3,700円、3,800円
- アーカイブ無しの海外版権モノ:4,500円

かかってるコスト考えると、これで回収できてるのか?という感じで心配になってきます。せめてリアルチケットの方にもう少し上乗せしたり(後でアーカイブ映像見れる特典付けるとか)、配信ではアーカイブ有りは+いくら、何かコストかからない特典(ちょっとだけ特別コメント映像とか)付きで+いくら、って感じで2~3種類の価格展開した方が良いのでは?と思ったり。
でも、買う方の感覚としてはアーカイブ無しの配信で4,000円超ると高いな~と感じます。
版権モノでコストが高そうなやつでも、アーカイブ無しで4,000円、アーカイブ付きで5,500円くらいがいいかなぁというのが個人的な感覚。
これは私が自宅で配信コンテンツを「きちんと集中して楽しめる時間帯」が日中に無いからなのですが…
映画館で見れるライブビューイングだったら別に4,000円は有りなんですけどね。
集中して楽しめない時間帯にのみ配信なのに4,000円以上って、高いよ。
CDアルバムは3,000円、DVDは6,000~7,000円くらいって考えると、視聴時間が限定されているコンテンツで家で見るのに6,000円超えは無いな、と思います。
なので

アーカイブ無し→映像あるからCDより高くていいけど、集中して映像楽しめるとは限らないから+1,000円くらいかな~
アーカイブ有り→なんとか集中して視聴できる時間つくるけど、ずっと見れるわけじゃないからDVD-1,000円で5,000円ちょいくらいかな~

でも、普通の映像コンテンツのレンタル配信って30日間1,600円とかそういう価格帯なんですよね…それ考えると舞台系の配信サービスにお金払う気力が…

チケット販売方法について

販売期間

だいたいは公演開始直前や公演終了時刻くらいまでに購入可能でありがたいです。
ただ、小野田くんのバースデー配信だけはzoomのウェビナーを使用する関係上、事前設定時間を見込んで早目の販売終了で、私は買いそびれてしまいました…orz
せめて、せめて前日いっぱいは販売して欲しかった…FC会員なのに見れなくて悔しい…

リセール

実際に会場に赴く方のチケットはジャージーボーイズコンサートで1枚購入したのですが、ぴあの先行抽選で当選。
なんと、先行抽選でもリセール対象!!
これまでなんどもぴあさんの先行抽選で購入してきましたが、ことごとくリセール対象外でした。いくらリセールシステム用意していても、リセールさせる気ないじゃん!と憤慨しておりましたが、さすがにこのご時世、リアルチケットは先行でもリセール対象にしたようです。
今後もずっとこれでお願いします。
でも、配信チケットはリセール対象外。
DefiledVR配信をキャスト先行で数枚購入したのですが、後でアーカイブ配信無いのに気づいて後悔。
配信はリアルに座席抑えてるわけではないから、リセールも何もあったもんじゃないので当然リセール対象外です。
なら、あらかじめアーカイブ配信はありませんってわかりやすく表記しといてよ~!と思った次第。
Defiledライブ配信じゃなく、VR処理を施した映像を公演の後日に配信なので余計にわかりづらかった。

配信形態について

出来ることならば余計なアプリや設定が無い方が良いです。
その点、e+のStreaming+は快適でした。
ブラウザーでe+のアカウントでログインできればOK。
なので、iPhoneでもiPadでもFire TVでも見れたし、[Fire TV]-[サウンドシステム]-[ディスプレイ]という接続しておけば好きな音響で聴く事ができます。
アプリが必要であるならば、せめてTVの大画面で見れるように最低でもFire TVには対応して欲しいですね。
DMMはAmazon Androidアプリを出してくれてるからFire TVでも見れるので安心してコンテンツを購入する事ができます。

配信時間帯について

家族といると深夜早朝以外は集中して見づらいです。もうこれはどうしようもない。
日中ならば家族に色々とお願いしておいて一人だけ部屋に籠る、という事はできなくはないですが、そう頻繁には…
なのでアーカイブ配信があると非常に助かります。
きちんとした作品でライブ配信のみ、というのは非常にがっかりします。
コンサートやトークなら、イヤホンで聴きながらという楽しみ方もありますけどね。

実際に見たもの、見ようとしたもの

参考に上演・配信条件と価格を載せておきます。

アーカイブ配信有り

e+のStreaming+でブラウザー視聴、アーカイブ配信期間もチケット購入可能

◆ TOHO MUSICAL LAB.
TOHO MUSICAL LAB.

公演日時:2020年7月11日(土) 19:00
使用会場:シアタークリエ
LIVE映像配信視聴可能期間:2020.7.11(土) 19:00~2020.7.13(月)23:59まで
視聴券販売期間:2020.6.29(月) 10:00~2020.7.13(月) 21:00まで

DMM.comで配信、ライブ配信終了までチケット購入可能

◆ 科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶
科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』 改変 いくさ世の徒花の記憶 特設ページ - DMM.com 動画

配信日時:2020年8月9日(日)17:00~ 大千秋楽公演 配信形式:ライブ配信+見逃しパック(再ライブ配信+ディレイ配信)
ライブ配信時間:2020年8月9日(日)16:30~ライブ配信終了まで(予定)
ライブ配信時間:2020年8月10日(月)20:00~再ライブ配信終了まで
ディレイ配信期間:2020年8月13日(木)18:00~2020年8月16日(日)23:59まで
予約販売期間:2020年7月10日(金)12:00~2020年8月9日(日)ライブ配信終了まで

zoomのウェビナーを使用、事前設定が必要な為配信開始の26時間前に販売終了

◆ Onoda Land主催「小野田龍之介ライブストリーム HAPPY BIRTHDAY」
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2062721

公演日時:2020年7月12日(日) 20:30
出演:小野田 龍之介
ゲスト:唯月ふうか
受付期間:2020.07.05(日) 10:00~ 2020.07.11(土) 18:00

  • 料金(税込):
    • オンラインライブ視聴券(会員)1,500円
    • オンラインライブ視聴券(会員)1,800円 *お花プレゼント付き
      • 一般にも販売されてた気がする
  • 生配信(トークと歌)、1週間アーカイブを含む
独自配信でブラウザー視聴

◆ 古川雄大FCバースデー配信

公演日時:2020年7月9日(木) 20:00

ライブ配信のみ(アーカイブ配信無し)

e+のStreaming+でブラウザー視聴、直前までチケット購入可能

「今回、アーカイブ・見逃し配信はございません。」という文言があってわかりやすかった。

◆『precious moment ~プレシャス・モーメント~』

公演日時
7月3日(金)19:00 浦井健治 × 朝夏まなと
7月4日(土)13:00 加藤和樹 × 柿澤勇人
7月4日(土)19:00 中川晃教 × 小池徹平
7月5日(日)13:00 佐藤隆紀 × 神田沙也加
司会:平方元基
会場:TBS赤坂ACTシアター
企画・製作・主催:TBS

  • 料金(税込):
    • 劇場全席指定:7000円
    • 配信:2500円
  • 約90分
  • コメント投稿有り

中川晃教コンサート2020 feat. ミュージカル『チェーザレ 破壊の創始者
CONCERT |ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」公式|明治座

公演日時
7月11日(土)17:00 トークゲスト 井澤勇貴
7月12日(日)12:00 / 17:00 トークゲスト 近藤頌利
ゲスト:横山だいすけ山崎大輝トークのみ)
会場:明治座

  • 料金(税込):
    • 全席指定 8,500円
    • 配信 3,500円
  • 公演予定:90分(休憩なし)

◆ Musical JERSEY BOYS IN CONCERT
帝国劇場『ジャージー・ボーイズ』

公演日程:2020年7月18日(土)~8月5日(水)
会場:帝国劇場
脚本 マーシャル・ブリックマン&リック・エリス
音楽 ボブ・ゴーディオ
詞 ボブ・クルー
翻訳 小田島恒志、訳詞 高橋亜子
演出 藤田俊太郎
視聴券販売期間:2020.7.3(金) 16:00~各配信回終演(開演後120分)まで

  • 料金(税込):
    • S席 13,500円、A席 9,000円、B席 4,500円
    • 視聴券 4,500円
Blinkyを使用(アプリ必須)、配信直前までチケット購入可能

◆ STAGE GATE VRシアター vol.1 『Defiled -ディファイルド-』
STAGE GATE VRシアター『Defiled-ディファイルド-』公式ホームページ/ 公演日程・チケット情報など

公演日程:2020年7月1日(水)~8月2日(日)
VR配信日程: 2020年7月6日(月)~8月14日(金) 会場:DDD青山クロスシアター
作:LEE KALCHEIM
翻訳:小田島恒志
演出:鈴木勝秀

  • 料金(税込):
    • 全席指定 8,800円
    • VR視聴券 3,500円
  • 上演時間:70分(休憩なし)

ちなみにBlinkyのサービスはライブ配信ではアプリ必須ですが、アーカイブ配信(される場合)はブラウザー視聴可能だそうです。

配信エンタメ系について

コロナ禍によって各業種大きな変化がありましたね。
私が好きな舞台系エンタメは大打撃です。
コロナウィルスだからワクチンなんて期待できないし、おそらくずっと対処療法で凌ぐことになるのでしょうけど、舞台はどのようにして対応していかなければならないのか。
単純に客席を間引くだけではなく、演者とスタッフの感染リスクを下げるには演出、上演形態そのものを考え直さなければならない…

そんな中、配信コンテンツがわんさか出てきました。
価格帯やシステムなど探り探りのようで、今後どのように進化していくのか楽しみでもあり、従来の形態が形骸化するのではという恐れもありつつ今後こうして欲しいな、という希望を込めて思った事をまとめてみました。

配信の告知とチケット販売告知について

従来の舞台、特に大きめのミュージカルについては上演期間の告知やキャスト先行のチケット抽選が半年くらい前から動き出し、何度も色んな先行抽選があった後に一般発売が2~3ヵ月前となります。
それはそれで一般発売の意味ないじゃん、スケジュール調整大変じゃん、という不満はありますが、それに慣れ切ってしまった私には5月の配信系の告知があまりにも短期間すぎてついていけませんでした。

特に幼児育児をしていると毎日Twitterなどで情報を取得するわけにもいかず。FCに入っていれば重要な情報はメールできますし、最優先で情報を確認するから良いのですが、厄介な事にFCは入っていないし普段積極的に情報取得しには行かないけれど、出演していれば舞台に通って観たい程度には好きな人という方が何人かいるのです。
そのような方が関係する配信コンテンツ、ちゃんと見るのか、見ないのか、見るならいつ時間が確保できるのかを検討するのに時間が欲しい。
その為には告知に気づくまでに最低1週間、視聴を検討するのに最低1週間で、

せめてチケット販売開始の最低2週間前までに告知して欲しい

というのが私の希望です。
7月以降の配信コンテンツはそこらへん意識されてきちんと商売を考えられているな、と感じています。

配信の時間帯について

ライブ配信にこだわっていると、だいたい18時以降のコンテンツが多いようです。これはおそらく、わざわざライブ配信を見てくれる層が若い年代だと想定しての事でしょうね。
これはもう仕方ないと思っています。
ただ私が働いていた時の事を考えると、18時開始は出社していたら定時退社して帰宅中なので、移動で通信状態悪くて見れたもんじゃないかも、と思うので、

19時以降の開始が子無し世帯にはベストなのでは?

と思ったりします。みんながみんな在宅ワークできてるわけじゃないしね。
じゃあ子供がいたらどうよ?ってなるけど、子供の年齢にもよるけど、たいていは夕食お風呂就寝に追われるので

子供がいたら夜の配信はライブ視聴無理

だと思うんですよ。じゃあ日中はどうか?というと、

子供がいる専業主婦(夫)は日中のライブ視聴はできるか…も?

お子さんの特性にもよるし、保育園や幼稚園や学校、託児所や学童などの預け先があるかにもよるのですが、夜よりかは昼間の方がまだ融通が利くと思います。
でも、まぁ育休中の自分が書くのもなんですが、この層がどれだけいるかっていうと結構限られてると思うんですよね。
だって、今の時代たいてい共働き世帯も多いと思うんで…

子供がいる共働き世帯にはそもそも昼も夜もライブ視聴無理っす

ってことで、ライブ視聴は諦めてアーカイブ配信流れる率が高いのではないかと考えます。

アーカイブ配信について

まずはアーカイブ配信の有無と配信期間をわかりやすく表示して!!!

アーカイブ視聴可能期間をせめて1週間中何度でも見られるようにして!!!!!

心の叫びを先に書かせていただきました。
子供がいると昼だろうが夜だろうがライブ視聴は無理筋。ならばアーカイブ視聴がどれだけフレキシブルにできるかで購入するかが決まるといっても過言ではない。
空き時間にアーカイブを見るにしても、2時間まとめて集中できるのか?
子供がいようがいまいが、それって結構難しい事だと思います。
ライブ視聴や直接舞台に足を運んで観るというのは、その時、その場所でしか観ることができないという制限を自らに課しているから2~3時間集中して観れるのであって、そういった時間と空間を捻出するのってかなりの労力です。
例えば19時開演の配信コンテンツがあったとします。アーカイブ配信は終了後「翌日のxx時まで視聴できます」という記載を見ただけで購入意欲なくなります。
だってそれって深夜や日中の隙間時間に見ろって事でしょ?
集中して見てもらいたいコンテンツじゃないって事?って思ってしまいます。
配信するコンテンツに自信があるのであれば、きちんと見てもらいたいと考えませんか?

きちんと見てもらいたいコンテンツならば、ユーザーがどうやって時間と空間を捻出するのかまで配慮して欲しい。
隙間時間で見てもら可能性を考慮するならば、視聴回数に制限をかけないで欲しい。

この2点を興行主には意識してもらいたいと思っています。
実際に、結構きちんとした料金を取るコンテンツは、この点が意識されてるな~という感じ。

アーカイブ配信のチケット販売期間について

現状はアーカイブ配信が約1日しかないっていうのと、約1週間程度あるっていうのと2種類に分かれてると思うのですが、ライブ配信に気づいてなくて、アーカイブ配信期間中にそのコンテンツに気づいたユーザーが置いてけぼりな場合があります。
ライブ配信用チケットを事前に買った人が後でアーカイブ配信見れるっていうやつです。これは何か制限があってこうしているのだろうか?

アーカイブ配信しているのにチケット買えないから見れない…はやめて欲しい

今後は変わっていくのかな。

視聴形態について

近年、スマートフォンが浸透した影響でPCを持たないユーザーが増えてきています。
タブレットも持ってない、ネット視聴はスマホのみっていう人はかなり多いと思います。
一方、ネット視聴が多くて、例えばNetflixとかHuluとかAmazon Prime Videoとかを快適に視聴したいという層は既にFire TVなどテレビの大画面で視聴できる環境を整えていると思います。
今後配信エンタメ系のコンテンツが充実していくならば、できればちゃんと大画面で見たいので、

せめてFire TVでも視聴できるサービスにして欲しい

スマホ用に専用アプリとかからしか見られない、となると大画面で見るにはミラーリングするしかないのですが、それでは画質が粗く音ズレも発生し快適ではありません。
Fire TVやApple TVやChromecast内のブラウザで快適に視聴できるシステムであれば、アプリ開発コストを抑えて視聴形態に汎用性を持たせられるでしょう。


7月公演から徐々に動きが出てきていて、私は今はSTAGE GATE VRシアターの今後に注目しています。

stagegate-vr.jp

第一作目のDefiledでどのような成果が得られるのか、それが今後どう発展していくのか楽しみです。
でもこのVRシアターで使うBlinkyのシステムが、シリアルコード1回のみ有効&アプリ必要っていうので、んんんん~~~って思いながらチケットぽちぽち追加していってます(リアル観劇のチケット争奪戦は惨敗しました)。

託児所の一時預かり~都内で観劇する時に

民間の託児所で子供を一時預かりしてくれる場所はとても便利で助かっています。(お金かかるけどね…)
最短2時間からの利用で、料金は30分単位で設定されているところと1時間単位で設定されているところがあります。

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ぴよログとBaby Tracker(育児ノート)のまとめ画面比較

私が愛用している育児メモアプリのぴよログとBaby Tracker(育児ノート) piyolog.mystrikingly.comnighp.com

機能の比較についてはこちら youlin-ring.hatenablog.com

参考までにまとめ画面の比較画像を貼り付けておきます。

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